もっとにわとりとたまごについて知ってほしいため、ここではにわとりとたまごに関するよくある質問をご紹介いたします。
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よくある質問

黄身の大きさはなぜ違うの?

タマゴは、白身6:黄身3:卵殻1の重量割合となっています。そこで、大きいタマゴは黄身が大きく、小さいタマゴは黄身も小さいといえます。ただし、厳密にみると黄身の大きさにはニワトリの種類や年齢の影響もあります。

双子のタマゴはどうしてできるの?

タマゴがつくられる出発点に当たる卵巣からの黄身の排出(排卵)は通常1個ですが、2個が連発的に排出されて双子のタマゴが産まれることがあります。双子のタマゴはヒヨコが成長して産卵を始める時期に多くみられますが、この頃のタマゴは通常小さく双子のタマゴは大きいので、鶏舎の中で簡単に見つかります。

三つ子とか四つ子のタマゴはあるの?

双子のタマゴをニ黄卵(におうらん)といいます。ギネスブックには九黄卵が記録されていますが、通常はニ黄卵であり、まれに三黄卵がみられる程度。四黄卵となると、まずみられません。

毎日タマゴを食べてもいいの?

タマゴにはヒヨコ1羽分の体をつくるのに必要なあらゆる栄養素がバランスよく含まれています。ですから私たちにとっても優れた食品であり、毎日食べることが勧められます。ただし、ビタミンCはニワトリ自身が合成するため、タマゴには存在しません。

血や肉のようなものが混ざったタマゴは食べても大丈夫なの?

黄身に付着した米粒くらいの血液は、卵巣にある成熟卵胞の膜が破れて黄身が放出される段階で、卵胞の血管が破れて黄身に付着したもので、血斑(けっぱん)と呼ばれるものです。茶色のタマゴには肉のような切片が混入することがあります。これは卵殻の色素が移行したものであり、肉斑(にくはん)とかミートスポットと呼ばれています。血斑や肉斑は食べてもかまいません。

タマゴは息をしているって本当?

タマゴの表面には約1万個の微細なトンネル(気孔)があって、産卵時に白身に溶け込んでいる二酸化炭素が空気中に拡散し、新鮮な空気(酸素)がタマゴの中に取り込まれていきます。これは二酸化炭素の濃度の違いを均一化しようという分子の動きによって起こる現象であり、息をしているわけではありません。

タマゴはコレステロールが多いので食べない方がいいって本当?

コレステロールは細胞膜やホルモン、胆汁酸の材料となるもの。ヒヨコの誕生に必要なだけの栄養があるタマゴに、コレステロールが多いのは当然のことと思われます。私たちの体内では、食べ物に対応してコレステロール合成量が変化して血液中のコレステロール濃度は一定範囲に保たれる仕組みが働きます。タマゴは栄養的にすぐれた食品なので1日に1個は食べるべきといわれ、健康な人であるならいくつ食べても問題ありません。

タマゴのアレルギーってなに?

タマゴは牛乳、大豆とならぶアレルギーを起しやすい食品です。アレルギーを起こす物質はだいたいがタンパク質です。タマゴの場合、主に白身のタンパク質がアレルゲンとみられており、加熱調理してもその性質は変化しません。タマゴアレルギーの多くは乳幼児期に認められて年齢が進むにつれて症状を示さなくなります。

温泉タマゴはどうやって作るの?

黄身は固まっていますが、白身は白っぽいがゆるい状態にあるゆでタマゴを温泉タマゴと呼んでいます。温泉のお湯で作られたことからこの名があり、65℃から70℃のお湯20分から30分つけておくとできます。なお、白身を完全に固まらせるには80℃以上にしばらく保つことが必要です。

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