当面する配合飼料価格高騰問題及び卵価安定基金期中改定問題への対応について
①-1
配合飼料価格安定制度の安定運用(案)
(異常補てん基金の発動基準の引き下げ)
(異常補てん基金の発動基準の引き下げ)
1 考え方
配合飼料価格安定制度については、通常補てん基金の運営に金融機関からの資金借入枠を上回る補てん財源の確保が必要となっており、通常補てんにおける4%追加補てんを停止することから、異例の措置として、異常補てんの発動基準を引き下げ補てんを増額し、通常補てん基金からの補てんを軽減する。
2 仕組み
異常補てん基金の資金残高の見通し等を踏まえ、平成20年度第2四半期から第4四半期に限り、異常補てんの発動基準を115%から112.5%に引き下げる。
現在想定している水準で配合飼料価格が上昇した場合、発動基準の引き下げにより異常補てん基金からの補てんが100億円程度増額し、通常補てん基金の負担が同額だけ軽減されると見込まれる。