配合飼料価格高騰問題への対応について
平成20年6月5日
自由民主党 国会議員 先生
養鶏危機突破緊急対策についての要請
社団法人 日本養鶏協会
日本鶏卵生産者協会
[ 公 印 省 略 ]
我が国養鶏産業の振興につきましては、日頃より格別のご支援を賜り厚くお礼申し上げます。
お陰様で我が国の鶏卵産業は世界的にもトップレベルの水準に発展し、国際化が進展している中にあっても尚、95%の自給率を維持し国民の食生活に大きく貢献している所であります。
しかしながら、昨年来の飼料価格の異常な高騰について引き続き一層の厳しさを増しており輸入穀物の依存度が高い鶏卵生産者は経営を圧迫されており、現在の支援制度下においても卵価情勢は生産コストを20円/㎏以上も下回る現況にあります。
経営の存続が危惧されるばかりか鶏卵産業の基盤そのものが崩壊しかねない危機的状況に瀕しています。
以上の実情等を勘案していただき養鶏生産者が引き続き安定的に経営継続ができますよう国におきましては特に以下の点について最大限の取り組みをされることをお願い致します。
お陰様で我が国の鶏卵産業は世界的にもトップレベルの水準に発展し、国際化が進展している中にあっても尚、95%の自給率を維持し国民の食生活に大きく貢献している所であります。
しかしながら、昨年来の飼料価格の異常な高騰について引き続き一層の厳しさを増しており輸入穀物の依存度が高い鶏卵生産者は経営を圧迫されており、現在の支援制度下においても卵価情勢は生産コストを20円/㎏以上も下回る現況にあります。
経営の存続が危惧されるばかりか鶏卵産業の基盤そのものが崩壊しかねない危機的状況に瀕しています。
以上の実情等を勘案していただき養鶏生産者が引き続き安定的に経営継続ができますよう国におきましては特に以下の点について最大限の取り組みをされることをお願い致します。
記
1.配合飼料価格安定基金財源の安定的確保
昨年来の配合飼料価格の大幅な高騰については、依然としてその厳しさを増してきており、当面、生産者は配合飼料価格安定制度によりかろうじて直接的な影響は最小限に抑えられている現況にある。
一方、配合飼料価格については今後共引き続き大幅な高騰状態が持続することが十分に予察される現況にある。
しかしながら、当該配合飼料価格安定基金制度については、現在、財源的にも極めて逼迫した状況にあるとされていることから、養鶏産業安定の観点から当該財源の安定的財源の確保に努めること。
一方、配合飼料価格については今後共引き続き大幅な高騰状態が持続することが十分に予察される現況にある。
しかしながら、当該配合飼料価格安定基金制度については、現在、財源的にも極めて逼迫した状況にあるとされていることから、養鶏産業安定の観点から当該財源の安定的財源の確保に努めること。
2.期中改定等による卵価安定基金補てん基準価格の大幅な引上げ
平成20年度鶏卵価格安定基金の補てん基準価格については、19円アップの185円/㎏とされたところであるが、最近の飼料価格等の異常かつ急激な高騰によるコストアップにより経営的にも極めて厳しい状況に立ち至っており、これをかろうじて当該卵価安定基金が下支えしている現況にある。
以上のことから、これらを勘案し基準価格については最低でも㎏あたり200円以上に引き上げるとともに基金残については早急に無事戻しを実施すること。
以上のことから、これらを勘案し基準価格については最低でも㎏あたり200円以上に引き上げるとともに基金残については早急に無事戻しを実施すること。