鳥インフルエンザまん延防止対策徹底についての要請

平成19年2月2日

鳥インフルエンザまん延防止対策徹底についての要請

 

日本鶏卵生産者協会
(社) 日本養鶏協会
〔 公印省略 〕


 我が国養鶏産業の振興につきましては、日頃より格別のご支援ご指導を賜り厚くお礼申し上げる次第です。
 さて先月1月には宮崎・岡山の両県下において既に本病4例が連続的に発生したところであります。
 現段階におきましては、党対策本部及び国・県の行政当局の迅速かつ的確な対処により本病が当面、原発農場のみに限局した発生段階にあることに感謝申し上げる次第であります。
 しかしながら現在、関係当局が本病発生の最悪事態の回避に努められているところでありますが、関係養鶏生産者は極めて大きな痛手を受けていることも事実であります。
 また今般の一連の本病発生については、未だ終息段階には至らず、更に本病の好発時期でもあるため、発生地域及び周辺地域の養鶏関係者は本病の侵入・発生に伴なう今後の経営継続については極めて大きな不安な心理状態にあります。
 つきましては、今般の本病発生につき当面下記の点について、最大限の取組みをされることをお願い致します。



1. 本年1月時点において、既に2県4農場において本病が発生するとともに、これに伴なう移動制限措置が取られていることから、特に本病発生地域を含めた近隣の養鶏関係者の流通・経営面に大きな影響を生じているところである。
 このため、本病の再発・まん延防止を図るため各種の有効な本病対策手法を講ずると共に被害農家の経営支援について万全を期すること。

2. 本病については、人感染問題から特に一般消費者等に過大な風評被害を与えている一面がある。
 特に、一般には関心の高い鳥インフルエンザH5亜型(H5N1、H5N2)については、これまで我が国を含めた欧米先進国においては人の発病及び死亡の報告が全く無いことについて、的確かつ徹底した広報活動を行うこと。





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