高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例

平成19年1月11日
消費・安全局

高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例

 


高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例の発生について、その概要をお知らせします。

1.農場の概要
 宮崎県宮崎郡清武町
 ブロイラー種鶏 3棟(開放鶏舎、平飼い) 約1万2千羽飼養

2.経 緯
1月11日に

(1)当該農場の管理獣医師から、チアノーゼ、顔腫れ等の症状を呈し死亡する鶏が認められ、インフルエンザ簡易キットを実施したところ、20検体中15検体で陽性であった旨、連絡があった。

  死亡羽数  1月10日  250羽
        1月11日  500羽
 

(2)現地で病性鑑定のため農場の立入検査を実施し、ウイルス分離を実施中。


3.今後の対応

(1)本日中に高病原性鳥インフルエンザ対策本部幹事会を開催し、以下の事項を確認。
【1】 当該農場周辺の飼養農場の状況等について早急に把握。(周辺10㎞で17農場約40万羽程度との情報あり)
【2】 当該農場の飼養鶏は、家畜伝染病予防法に基づき、「患畜となるおそれのある家畜」として隔離を指示。
【3】 周辺農場については、移動自粛を要請。
【4】 ウイルス分離により、高病原性鳥インフルエンザと確定し次第、当該農場の飼養鶏の殺処分、周辺農場の法的な移動制限を実施。
【5】 12日、現地に農水省専門官を派遣。

(2)12日8時半から高病原性鳥インフルエンザ対策本部会議を開催。

(3)12日中に政府の鳥インフルエンザ等に関する関係省庁対策会議幹事会を開催する方向で調整。


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