茨城県におけるH5亜型のA型インフルエンザウイルスの分離等について

プレスリリース

平成17年8月22日
農林水産省

茨城県におけるH5亜型のA型インフルエンザウイルスの分離等について

 


1.農場の概要

茨城県石岡市   採卵鶏飼養農場
(約111万:ウインドレス12鶏舎)
茨城県水戸市   採卵鶏飼養農場
(約16万2千羽:開放9鶏舎)
茨城県東茨城郡美野里町   採卵鶏飼養農場
(約80万羽:ウインドレス9鶏舎)

2.経 緯
 8月18日に埼玉県においてH5亜型のA型インフルエンザウイルス抗体陽性農場が確認されたことを受け、当該農場の導入元農場の調査を行っていたところ、独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構動物衛生研究所において、茨城県の3農場でH5亜型に対する抗体が確認された。また、茨城県の家畜保健衛生所で行っていたウイルス分離検査において、この3農場のうち1農場の1鶏舎からA型インフルエンザを疑うウイルスが分離され、H5亜型のA型インフルエンザウイルスであることが確認された。

3.防疫対応について
本日(8月22日)に開催された高病原性鳥インフルエンザ対策本部決定事項(別紙)に基づき行う。

4.防疫対応について
なお、抗体陽性鶏の鶏卵については、厚生労働省では、食品安全委員会等の見解を踏まえ、食品衛生法上問題ないとしている。また、これまでの一連の発生例では、農場従業員等への感染は確認されていない。


【報道機関へのお願い】
○ 現場での取材は、本病のまん延を引き起すおそれもあることから、厳に慎むようお願いします。
○ 今後とも、本病に関する情報提供に努めますので、生産者等の関係者や消費者が根拠のない噂などにより混乱することがないよう、ご協力をお願いします。

○ 現在とられている防疫措置はいずれも鶏への本病のまん延を防ぐためのものです。

○ 鶏卵、鶏肉を食べることにより、鳥インフルエンザウイルスが人に感染することは世界的にも報告されていません。

○ 国内で鳥インフルエンザが発生したからといって、直ちに家庭等で飼育している小鳥等が感染するということはありません。

問い合わせ先
農林水産省消費・安全局衛生管理課

TEL:03-3502-8111(代表)
担当:小倉(内線 3202)、石川(内線 3223)
03-3502-8206(直通)、03-3502-8292(直通)

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