鳥インフルエンザの発生について

平成17年6月26日


お知らせ


社団法人 日本養鶏協会
事  務  局

鳥インフルエンザの発生について


前略
 本日 夜8時、農林水産省は茨城県水海道市の養鶏場(2万5千羽、うち 成鶏2万羽)にて鳥インフルエンザ発生が発生した旨、別紙の通りの発表がありましたのでお知らせ致します。

( 参考 )
   今回のウイルス型は、Hであり、法定伝染病であるため、汚染鶏群の殺処分と半径5kmの移動制限となる。
 なお、今回の発生事例においては、当初より産卵率の異常低下
(40~60%の産卵に)がみられたのみであり、へい死状況には特に大きな異常がみられていないとのことである。
 しかしながら、インフルエンザウイルスは当初、病原性が低くても突然変異により数ヶ月後には、高率の死亡率を引起すウイルス型に変異する可能性がある。
 つきましては、鶏のへい死状況に特に異常がなくても産卵率の異常低下等の変化がみられた場合には、至急最寄りの家畜保健衛生所にご連絡・相談をされるようご指導願いたい。
 併せて、鳥インフルエンザ生産者互助基金の未加入生産者の加入促進方についてもご指導もお願いする。
以上

注※: (1) 昨年1月以降の4例の発生のウイルス型はH
  (2) は、平成16年1月の台湾、同年12月 韓国の
発生例と同型
  (3) の大規模発生例については、1983年米国 ペンシルバニア州で約1,700万羽の被害例がある。

 


[ 別紙 ] 国内におけるH5亜型のA型インフルエンザウイルスの分離について
[ 参考 ] 高病原性鳥インフルエンザ等家畜伝染病発生時の 発生場所等での取材対応について(要請)

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