鳩のニューカッスル病発生について

事 務 連 絡
平成14年12月5日

各都道府県畜産主務課
家畜衛生主任者 殿

農林水産省生産局畜産部
衛生課国内防疫班

鳩のニューカッスル病発生について


山口県において鳩のニューカッスル病が発生しました。詳細は以下のとおり。


発生場所の飼養状況
成鳩 170羽


発生の経過
 1ヵ月前頃から斜頸等の神経症状を示す鳩が確認され、3羽が死亡していた。その後、同様の症状を示す鳩が散発したため、獣医師に連絡。12月4日にニューカッスル病を疑い家畜保健衛生所に届出。同日、立入調査を実施し、病性鑑定材料(死亡鳩1羽、異常鳩4羽、同居鳩4羽)を採材。
 病性鑑定の結果、HI抗体が異常鳩16倍から128倍、同居鳩32倍から256倍となり、臨床症状と併せ、12月5日にニューカッスル病と診断。飼養鳩にはニューカッスル病ワクチンは未接種であった。


防疫措置

(1) 鳩舎内部及び周囲の消毒を実施。
(2) 同居鳩を自衛殺処分し、家畜保健衛生所において焼却処分を実施。
(3) 発生場所から10km以内の養鶏農場8戸に対し異常のないことを確認し、抗体調査を実施し、ワクチン接種の徹底を指導。

(4)

管内の養鶏農場、愛玩鶏飼養者等にワクチン接種の徹底、異常鶏の早期発見及び届出を指導。


このページの先頭へ

前のページ