キジのニューカッスル病発生について

事 務 連 絡
平成14年12月5日

各都道府県畜産主務課
家畜衛生主任者 殿

農林水産省生産局畜産部
衛生課国内防疫班

キジのニューカッスル病発生について


千葉県においてキジのニューカッスル病が発生しましたのでお知らせします。詳細は以下のとおり。


発生場所の概要
成雉 400羽、育雛(37~60日齢) 390羽、育雛(25~31日齢) 1,020羽、
育雛(6~14日齢) 1,120羽


発生の経過
 平成14年6月中旬より育雛群において死亡数が増加し、7月1日に家畜保健衛生所に病性鑑定依頼があった。ワクチン無接種のヒナ12羽中5羽にHI抗体陽性が認められ、2日に再度ワクチン無接種ヒナの検査を実施したところ6羽中5羽がHI抗体陽性となった。7月11日に肺及び気管乳剤よりNDウイルスが分離され、病理所見とあわせ、ニューカッスル病と診断した。


防疫措置

(1) ワクチン接種の徹底と異常雉の有無の観察強化を指示。
(2) 発生場所の消毒の実施。
(3) 発生場所から2km以内に1戸の養鶏農場が存在するが、適切にワクチン接種されていること、異常のないことを確認済み。


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