ニューカッスル病(ハト)の発生について

事 務 連 絡
平成14年4月26日

各都道府県畜産主務課
家畜衛生主任 殿

農林水産省畜産局衛生課
国内防疫班長

ニューカッスル病(ハト)の発生について


平成14年4月22日、広島県下においてハトのニューカッスル病が発生しました。詳細は以下のとおり。


発生場所の概要
 成ハト 50羽、幼ハト 31羽、鳥骨鶏 5羽 を飼養


発生の経過
 広島県下において今月上旬より、今春孵化した幼ハトに斜頸、起立困難等の異常がみられ、管轄家保に届出があった。症状のみられた15羽を自衛殺し、幼ハト 3羽について4月18日に病性鑑定を実施し、病理、ウイルス学的検査で陽性となった。


防疫措置
(1) 鳩舎及び使用器具の洗浄・消毒
(2) 幼ハト及び抱卵中の卵は殺処分後焼却
(3) 放飼及びレース参加の自粛
(4) 今年度の孵卵中止


その他
 ワクチン接種は成ハトには実施されていたが、幼ハトは未接種であった。
 周辺半径7km以内に養鶏農家はない。半径10km内外養鶏農場5戸へ立入検査を実施し、異常のないことを確認。
 なお、3月上旬に帰巣直後のレース鳩5羽に元気消失等の症状を認め、淘汰しているが、因果関係は不明。


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