中国産鶏肉からのニューカッスル病ウイルスの分離について

平成13年12月27日
生産局畜産部衛生課

中国産鶏肉からのニューカッスル病ウイルスの分離について


1.中国産鶏肉等については、輸入停止を解除した8月7日以降300検体を目途として抽出検査を実施してきたところであるが、11月7日以降の検査結果について今般、動物検疫所より報告があった。

2.動物検疫所による検査において、山東省及び上海市の食鳥処理場で生産された鶏肉から採取した計6検体からニューカッスル病ウイルスが検出され、独立行政法人動物衛生研究所においてこれらのウイルスは、いずれも病性の強いニューカッスル病ウイルスであることが確認された。

3.このため、このことを本日付けで中国政府に通知するとともに、出荷農場での本病の発生の有無が確認されるまで、出荷農場及びその周囲50km以内の地域か らの家きん肉等の我が国への輸出を停止するとともに、さらに、当該農場の検査の結果、発生が確認された場合には、家畜衛生条件に基づき最終発生から90日 間同地域からの輸出停止措置を継続すること等につき、同政府に連絡した。


家きんのニューカッスル病は、我が国においても毎年数件の発生が報告されており、ワクチン接種の徹底により発生予防措置を図っている疾病である。

問い合わせ先
農林水産省生産局畜産部衛生課

担 当: 杉浦、大友
電 話: 03-3502-8111  (内線 4045、4051)
     03-3502-8388 (直通)



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