中国産家きん肉等の輸入停止措置の解除の可否の検討状況について
プレスリリース
平成13年7月19日
生産局畜産部衛生課
中国産家きん肉等の輸入停止措置の解除の可否の検討状況について
1.6月初め韓国において中国産あひる肉からトリインフルエンザウイルス(H5N1)が分離されたとの情報を入手したことから、6月8日以降中国から船積みされる家きん肉等について、中国における家きんペストの清浄性が確認されるまでの間、輸入の一時停止措置を講じてきた。
2.その後、6月27日~7月7日まで我が国家畜衛生専門家による中国の調査を実施し、その調査結果を踏まえ、我が国に家きんペストが侵入するリスクの評価を行っているところである。
3.一方、7月10日、香港において死亡した鶏からトリインフルエンザウイルス(H5亜型)が検出されたとの情報を入手したことから、現在死亡鶏の由来等(中国本土由来か否か、中国本土由来である場合には生産農場の清浄性)について、中国政府及び香港特別行政府に事実を確認しているところである。
4.生産局としては、2のリスク評価の結果を踏まえるとともに、3の生産農場の清浄性の確認を待って、中国産家きん肉等の輸入停止の解除の可否について最終的な判断を行うこととしている。
問い合わせ先
生産局畜産部衛生課
代 表: 3502-8111
(内線4046)
夜間直通: 3591-6584
担 当: 伊 藤、 林