家禽肉・鶏卵の輸入に係る検疫の手順等について(平成13年7月5日)
平成13年7月5日発
鶏卵自主基金幹事会出席者各位
(社) 日本養鶏協会
専務理事 島田 英幸
家禽肉・鶏卵の輸入に係る検疫の手順等について
前略、先般6月28日に開催された鶏卵自主基金の幹事会において(1)最近における中国卵の輸入動向による我が国養鶏への影響、及び(2)6月7日に農林水産省が発表した"鳥インフルエンザ発生に伴う中国からの家禽肉等の一時輸入停止措置"との関係から出席者からのご質問として特に、中国からの鶏卵・鶏肉についての輸入検疫の実態等についての確認要請がありました。
このため、農林水産省等への照会により、特に中国に係る部分については以下のとおりと理解したので、その概要を回報します。
1.輸入検疫の手順等
2.検疫及び通関に要する期間
このため、農林水産省等への照会により、特に中国に係る部分については以下のとおりと理解したので、その概要を回報します。
1.輸入検疫の手順等
(1)家禽の3条件〔3疫病(家禽コレラ、家禽ペスト、ニューカッスル病)の有無〕、食鳥検査の結果健康と認められたものであること等の確認について添付された相手国(中国)の検疫証明書を審査→(2)輸入産品(鶏卵、液卵)の現物(確認)検査(必要に応じて精密検査)→(3)合格証明書(輸入検疫証明書)の発行→(4)通関→(5)国内流通へ
2.検疫及び通関に要する期間
(1)検疫
1. 生鮮・冷凍もの 2日
2. 港湾等を利用したこれ以外の場合 3~4日※
※前日申請の原則、及びこの後に蔵入れを行うこと等による掛り増し。
(2)通関 2~3日
以上のことから
計〔(1)+(2)〕=4~7日
以上