- 趣旨
BSE患畜が確認されたことを受けて、消費者、生産者、関連業者の間に安全性や今後の見通し等について不安が高まっており、畜産物の供給、畜産リサイクルにも大きな影響が出ている。こうした不安を解消するためには、畜産物の検査体制の強化と並んで的確なBSE発生防止に向けた対策を講じる必要がある。
特に、BSEは、反すう畜(牛)の組織を含む飼料(肉骨粉等)を牛に給与することにより経口感染すると言われており、肉骨粉の輸入、飼料利用及び肥料利用を緊急的な措置として一時的に停止することとしたところである。
これを受けて、諸外国における規制の動向も踏まえながら、消費者、生産者、関連業者の不安を解消するための対応について、特に、将来的な肉骨粉の取り扱いについて、幅広く関係者のご意見を伺う場を設けることとする。
- 検討事項
- 肉骨粉の利用のあり方について
- 畜産物の安全性の確保について
- 畜産リサイクルの確保について
- 出席予定者
- 委員
生産者、消費者、飼料・化製業者、学識経験者などから20数名
- 厚生労働省及び当省
各担当課の担当官等
- 第1回検討会
- 日時:平成13年10月5日(金)14:00~17:00
- 場所:三田共用会議所 第3特別会議室
- 今後のスケジュール
平成13年10月5日(金)に第1回検討会を開催し、本年度中に数回開催する。
注:なお、当協会からは、梅原副会長が委員として出席する。
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