照明により1年間常に春と同じ位の明るい時間で飼われているため
にわとりは自然の環境で飼育すると、秋から冬にかけて卵を産むのを休みます。(休産という)これは、季節的に1日の明るい時間(日長時間という)が短くなるため、羽が抜け(換羽という)自然に休産します。このため、現在のにわとりの技術では人工照明(点灯という)により、例えば昼間の明るい時間(日長時間)と人工の照明によって明るくした時間(点灯時間という)の合計が14時間以上とするなど、いろいろな方法(点灯方式)で行われています。ただ、これに高産卵率は育種改良により能力向上した面もありますが、毎日連続しての産卵を続ける理由は別な理由によるものです。
参考:この点灯方式による産卵を持続させる方法が発見された切っ掛けは秋の収穫期に農家が照明をつけて遅くまで脱穀などの農作業をしていた時、にわとりが卵を産み続けていることに気が付いたためといわれています。