145日くらい
鶏の卵の産み始め日齢は、品種(鶏種)、ひなのかえる(孵化)時期、また、人為的に飼料の給餌量を制限して飼育した場合は、卵の産み始める日齢は違います。さらに、同じ日にかえった(孵化した)同一のひなの群でも速く卵を産み始めるにわとりと遅く産みはじめるにわとりがあり、個体差があることから同一群で導入した群の産卵率が50%に到達した日齢をもって「初産日齢」といっています。
初産日齢は、育種改良により速くなる傾向にあり、農林水産省家畜改良センター岡崎牧場における「平成9年度外国ひな性能調査」によると、143.8日齢となっていることから現在では145日前後となっています。なお、都道府県で実施された「優良鶏の相性テスト」及び「優良種鶏の組合せ検定」によると昭和50年は161日齢、同60年は154日齢でありました。