70~80%
貯卵室の湿度は、高湿によるかび卵の発生を防止し、低湿での卵の水分蒸発による卵重減少(目減り)を防止する、といった相反する側面を満足させる条件にすることが必要です。このため、貯卵室の相対湿度は85%以上であってはいけなく、60%以下でもいけないとされています。したがって、70~80%が適度な湿度条件といえます。
ただし、卵は小さな孔(気孔)がたくさんある器(卵殻)に水が詰まっているものと考えられますから、空気のよどみがあると蒸れることになりますので、通気のため保管場所や包装容器にも気をくばります。