鳥及び新型インフルエンザに関する国際プレッジング会合
1 日時等
日 時: 1月17日(火) 高級事務レベル会合
18日(水) 閣僚会合
場 所: 北京
主 催: 中国、EC、世界銀行
参加者: アセアン諸国を含む世界100ヵ国以上の代表
WHO、OIE、FAO、国連等関係国際機関
2 日本側出席者
代 表: 塩崎外務副大臣 他に外務省、財務省、厚生労働省、農林水産省から出席
3 会合の目的
人における新型インフルエンザに対する備えと高病原性鳥インフルエンザ対策の実行のためにドナー国による資金援助を促進・調整。
4 概 要
・塩崎外務副大臣より、抗インフルエンザ・ウイルス薬、関連資材の供与、我が国の鳥インフルエンザの制圧経験を活かしたアジア地域に対する実効性のある緊急支援、人材育成等からなる1.55億ドルの我が国の支援策の実施を表明。
・各国より総額19億ドルの支援が表明され、北京宣言を採択。
[ 北京宣言の概要 ]
①鳥インフルエンザのコントロール及び人への感染防止に関する対策を短期・中長期の両面で実施することに合意。
②国際保健規則の自主的な前倒し実施を提唱。
③短期的な優先分野は鶏におけるウイルスの封じ込め、コントロール、サーベイランス能力の改善、抗ウイルス薬の国際的備蓄。中長期的な優先分野は家畜衛生及び公衆衛生部門における能力及びインフラの改善。
④各国のインフルエンザに関する関係情報・検体の迅速な共有を約束。
⑤安全で効果的なワクチン及び抗ウイルス薬の研究開発の推進。
⑥各国の行動計画の結果の定期的な評価、必要に応じた見直し・更新。