茨城県のH5亜型のA型インフルエンザウイルス抗体陽性農場におけるおとり鶏の検査結果について
プレスリリース
平成18年1月16日
農林水産省
茨城県のH5亜型のA型インフルエンザウイルス
抗体陽性農場におけるおとり鶏の検査結果について
1 農場の概要
茨城県小川町 採卵鶏飼養農場 (約77万羽:ウインドゥレス14鶏舎 (うち空舎5鶏舎))
2 経 緯
当該農場(34例目)については、農場監視プログラム下にあり、監視強化のためおとり鶏(1鶏舎当たり30羽)を配置し、2週間後の検査を行っていたが、本日、ウイルスが分離され、独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構動物衛生研究所においてH5亜型のA型インフルエンザウイルスであることが確認された。
3 防疫対応等
茨城県は、おとり鶏の検査によりウイルスによる感染が確認されたことから、昨年12月20日に開催された食料・農業・農村政策審議会消費・安全分科会家畜衛生部会家きん疾病小委員会で了承された方針を踏まえ、農林水産省高病原性鳥インフルエンザ対策本部の決定に基づき、当該農場のすべての鶏舎の鶏を殺処分することとしている。
【報道機関へのお願い】
○ 現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれもあることから、厳に慎むようお願いします。
○ 今後とも、本病に関する情報提供に努めますので、生産者等の関係者や消費者が根拠のない噂などにより混乱することがないよう、ご協力をお願いします。
○ 現在とられている防疫措置はいずれも鶏への本病のまん延を防ぐためのものです。
○ 鶏卵、鶏肉を食べることにより、鳥インフルエンザウイルスが人に感染することは世界的にも報告されていません。
○ 国内で鳥インフルエンザが発生したからといって、直ちに家庭等で飼育している小鳥等が感染するということはありません。
問い合わせ先
農林水産省消費・安全局動物衛生課
TEL:03-3502-8111(代表)
担当:川島(内線 3201)、鈴木(内線 3223)
03-3502-0767(直通)、03-3502-8292(直通)