愛鶏園若宮農場及び愛鶏園宮ケ崎農場における抗体陽性確認について
資料提供
平成17年12月18日(日)
農林水産部畜産課長 鹿志村 均
担当補佐:田中宏和(内3980)
愛鶏園若宮農場及び愛鶏園宮ケ崎農場における抗体陽性確認について
これまでの検査で陰性が確認された農場のうち、全ロットからの採材と採材場所の確認という条件を満たした上で2回連続して検査していない農場について再検査をしたところ、愛鶏園若宮農場及び愛鶏園宮ケ崎農場において、本日(12月18日)、H5亜型の抗体が確認されました。
今回、愛鶏園若宮農場及び宮ケ崎農場において、H5亜型の抗体が確認された鶏舎の鶏は同時期に系列の愛鶏園千代田農場(現在は空舎)から移動してきたものでしたが、愛鶏園から過去の採材の経緯について詳細に聴取したところ、いずれの農場においても、あらかじめ、陰性と思われる農場内の別な鶏舎から移動しておいた鶏を検査に提供することにより、適正な検査を妨げる行為を行っていたことが分かりました。
なお、このような不適切な行為を行った理由等については引き続き調査する予定です。両農場とも開放鶏舎であることから、それぞれの農場を中心とした半径5㎞の新たな移動制限区域を設定するとともに、両農場の飼養鶏全羽を対象に殺処分命令を出しました。
※(株)愛鶏園については、11月28日の茨城県からの告発を受けて検査妨害(家畜伝染病予防法第65条第12号)の疑いで茨城県警本部と石岡・水戸警察署による捜索が開始されています。
今回、愛鶏園若宮農場及び宮ケ崎農場において、H5亜型の抗体が確認された鶏舎の鶏は同時期に系列の愛鶏園千代田農場(現在は空舎)から移動してきたものでしたが、愛鶏園から過去の採材の経緯について詳細に聴取したところ、いずれの農場においても、あらかじめ、陰性と思われる農場内の別な鶏舎から移動しておいた鶏を検査に提供することにより、適正な検査を妨げる行為を行っていたことが分かりました。
なお、このような不適切な行為を行った理由等については引き続き調査する予定です。両農場とも開放鶏舎であることから、それぞれの農場を中心とした半径5㎞の新たな移動制限区域を設定するとともに、両農場の飼養鶏全羽を対象に殺処分命令を出しました。
※(株)愛鶏園については、11月28日の茨城県からの告発を受けて検査妨害(家畜伝染病予防法第65条第12号)の疑いで茨城県警本部と石岡・水戸警察署による捜索が開始されています。
1 (株)愛鶏園若宮農場 茨城町若宮 | |||
・ 飼養羽数 | 約8万羽(開放4鶏舎) | ||
・ 検査結果 | 抗体検査(ゲル内沈降反応) | 陽性6/40 | |
抗体検査(HI試験) | 陽性10/40 | ||
ウイルス分離検査 | 19日判明予定 |
2 (株)愛鶏園宮ケ崎農場 茨城町宮ケ崎 | |||
・ 飼養羽数 | 約8万羽(開放4鶏舎) | ||
・ 検査結果 | 抗体検査(ゲル内沈降反応) | 陽性9/40 | |
抗体検査(HI試験) | 陽性10/40 | ||
ウイルス分離検査 | 19日判明予定 |
3 両農場をそれぞれ中心とした半径5㎞の2つの円(重複している部分を含む)内の実農場数(当該農場含む) | ||||||||||
14農場 約79万羽 | ||||||||||
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