今後の鳥インフルエンザ対策について
資料4
平成17年12月5日
今後の鳥インフルエンザ対策について
農林水産省と生産者団体は、意見交換の結果を踏まえ、以下の通り、認識が一致した。
1.ワクチン問題
(1)茨城の発生については、現在の防疫措置の徹底・強化(農場監視プログラム下の鶏群のできるだけ早期の処理、陽性農場の鶏糞処理の厳格化等)により、さらなるまん延防止に努める。
(2)今後の新たな発生に際してのワクチン使用の考え方については、防疫指針に基づく従来の方針を基本としつつ、①ワクチンの性能、②監視および鶏群処理のあり方、③経費負担のあり方、等について、引き続き共同で検討を行い、早急にその明確化を図る。
2.生産現場における防疫対応への支援
農林水産省は、生産現場での防疫対応の強化への支援について対応する。
3.互助基金
本制度を適切に運用するために、農林水産省及び生産者団体はそれぞれ応分の負担を行う必要があり、今後その支払い実態を踏まえ詳細について協議する。
4.その他
鳥インフルエンザ防疫対応の検討に関し、農林水産省と生産団体は一層密接な意見交換と協力関係の構築に努力する。