鶏インフルエンザにかかる再検査結果について
資料提供
平成17年11月4日(金)
農林水産部畜産課長 鹿志村 均
鶏インフルエンザにかかる再検査結果について
10月31日に発生が確認されたキミシマファームについては、緊急立ち入り検査で陰性で、第1次清浄性確認検査で陽性が確認されておりますが、緊急立入検査時に県の家畜防疫員に代わり、獣医師である農場主に検査材料の採取をさせておりました。
そのため、これまでに鶏インフルエンザ検査を実施した農場のうち、県の家畜防疫員に代わって、民間の家畜防疫員や民間獣医師が採材をしていた11農場において再度検査を実施したところ、1農場(愛鶏園木部農場)でH5亜型の抗体が確認されたので、本日(4日)、殺処分命令を出すとともに、当該農場を中心とした半径5kmの移動制限区域を設定いたしました。
1 抗体陽性農場の概要
・ 農場名 (株)愛鶏園木部農場 茨城町木部
・ 飼養羽数 300,000 羽
開放鶏舎 180,000 羽、ウインドレス鶏舎 120,000 羽
・ 検査結果 抗体検査(ゲル内沈降反応) 陽性 18/80
抗体確認検査(HI試験) 陽性 80/80
ウイルス分離検査 陰性
2 移動制限区域内の農場(当該農場を含む)
15農場 約123万羽 (採卵4戸,育成3戸,種鶏4戸,ブロイラー2戸,種鶏・ブロイラー1戸)
*キミシマファームの飼養鶏約8万羽の殺処分につきましては、11月7日(月)から開始いたします。