米国のハリケーン「カトリーナ」の影響に対処するための飼料穀物の備蓄の放出について
プレスリリース
平成17年9月16日 農林水産省 |
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米国のハリケーン「カトリーナ」の影響に対処するための飼料穀物の備蓄の放出について | ||
ハリケーン「カトリーナ」の被害により、米国ニューオリンズ周辺地域からの我が国向けの飼料穀物の積み出しは、通常の状態にまで回復していないため、飼料穀物の備蓄を活用して、国内供給の確保を図る。 | ||
1 措置の内容 | ||
(1)飼料用とうもろこし、こうりゃんの備蓄放出
貸付方式により実施し、貸付限度数量を30万トンに拡大(通常は10万トン)して実施。 (2)飼料用大麦の備蓄放出
売却予定枠を10万トンとして、必要に応じて売渡し。 |
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2 実施時期 | ||
10月から実施(配合飼料メーカー等から貸付の申込等があった場合に、順次貸付等を行う)。 | ||
(参考) | ||
○ 我が国の飼料穀物の備蓄は、 | ||
(1)(社)配合飼料供給安定機構が行う飼料用とうもろこし、こうりゃんの備蓄(60万トン)
(2)国が行う飼料用大麦等の備蓄(35万トン)により実施しているところであり、今回は、この一部を放出する措置を講ずるものである。
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○ このほか、民間在庫として、配合飼料メーカー等が一定数量の在庫を確保しており、今回、この民間在庫についても活用を図ることとしている。 |
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