茨城県におけるH5亜型のA型インフルエンザウイルス抗体陽性農場の確認について

プレスリリース

平成17年8月27日

農林水産省

茨城県におけるH5亜型のA型インフルエンザウイルス抗体陽性農場の確認について

 


1.農場の概要
 茨城県東茨城郡小川町  採卵鶏飼養農場 (約9万羽:開放13鶏舎)

2.経 緯
 茨城県で疫学関連農場を対象に検査を実施していたところ、昨日、1農場からA型インフルエンザウイルスの抗体陽性を疑う所見が得られた。独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構動物衛生研究所において、併行して実施していた検査においても、本日、H5亜型に対する抗体であることが確認された。

3.防疫対応について

ア 当該農場の防疫対策については、鶏舎構造、飼養管理の状況等を踏まえ早期にとう汰することとする。

イ 当該農場を中心として半径5㎞の移動制限区域を設定し、当該区域内の農場については、清浄性が確認されるまでの期間、飼養鶏等の移動を制限することとする。


【報道機関へのお願い】
○ 現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれもあることから、厳に慎むようお願いします。
○ 今後とも、本病に関する情報提供に努めますので、生産者等の関係者や消費者が根拠のない噂などにより混乱することがないよう、ご協力をお願いします。

○ 現在とられている防疫措置はいずれも鶏への本病のまん延を防ぐためのものです。

○ 鶏卵、鶏肉を食べることにより、鳥インフルエンザウイルスが人に感染することは世界的にも報告されていません。

○ 国内で鳥インフルエンザが発生したからといって、直ちに家庭等で飼育している小鳥等が感染するということはありません。

問い合わせ先
農林水産省消費・安全局衛生管理課

TEL:03-3502-8111(代表)
担当:小倉(内線 3202)、石川(内線 3223)
03-3502-8206(直通)、03-3502-8292(直通)

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