7月29日に茨城県において確認された抗体陽性農場(9例目)から分離されたウイルスの検査結果について
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平成17年8月1日
農林水産省
7月29日に茨城県において確認された抗体陽性農場(9例目)から分離されたウイルスの検査結果について
1. 7月29日、茨城県においてH5亜型A型インフルエンザウイルスに対する抗体陽性農場が確認され、同日開催された食料・農業・農村政策審議会消費・安全分科会家畜衛生部会家きん疾病小委員会において、当該農場については、疑似患畜として早期に淘汰することが望ましいこと、当該農場を中心とした半径5㎞以内の区域を移動制限区域として設定することとされたところです。
2. 当該農場のウイルス分離検査の結果、昨日、A型インフルエンザを疑うウイルスが分離され、独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構動物衛生研究所において、本日、H5N2亜型のA型インフルエンザウイルスであることが確認されました。
【報道機関へのお願い】
○ 現場での取材は、本病のまん延を引き起すおそれもあることから、厳に慎むようお願いします。
○ 今後とも、本病に関する情報提供に努めますので、生産者等の関係者や消費者が根拠のない噂などにより混乱することがないよう、ご協力をお願いします。
○ 現在とられている防疫措置はいずれも鶏への本病のまん延を防ぐためのものです。
○ 鶏卵、鶏肉を食べることにより、鳥インフルエンザウイルスが人に感染することは世界的にも報告されていません。
○ 国内で鳥インフルエンザが発生したからといって、直ちに家庭等で飼育している鳥が感染するということはありません。
問い合わせ先
農林水産省消費・安全局衛生管理課
TEL:03-3502-8111(代表)
担当:小倉(内線 3202)、石川(内線 3223)
03-3502-8206(直通)、03-3502-8292(直通)