ニューカッスル病の発生について

平成16年12月27日
農政部畜産課衛生係
電話 直通 643-3499
内線 3927  
担当 中村・永末

ニューカッスル病の発生について

 


1 発生農場
  前原市大字本のブロイラー農場(飼養羽数 約10万羽)

2 経緯
 
11月14日 7号鶏舎に11,950羽入雛
11月26日 ワクチン接種
12月 8日 ワクチン接種
12月11日 死亡鶏が増加したため、農場が剖検を実施、伝染性ファブリキウス嚢病を疑い投薬を開始
12月25日 状況が改善しないため、管轄する中央家畜保健衛生所へ届出
中央家畜保健衛生所は立入検査を実施、検査材料を採取
当日までの死亡・廃用は、累計で2,551羽(21.3%)
移動自粛、鶏舎消毒等を指示


3 検査結果
  本日、発育鶏卵及び鶏腎細胞培養でニューカッスル病ウイルスを分離したため、ニューカッスル病と決定(鳥インフルエンザは否定)。

4 今後の予定
 
(1) 発生農場を中心とした半径3km以内の農場(10戸)への立入検査・血液検査を本日中に実施し、異常の有無を調べる。
(2) 発生鶏群については、殺処分を実施し、農場敷地内に埋却する。
(3) 県内関係機関に発生を通報するとともに、各家畜保健衛生所に対し養鶏農家へワクチンの接種徹底を指導する。
(4) 農林水産省及び隣接各県へ発生を報告・通報するとともに、発生を公示する。
(5) 本病のまん延を防止するため、発生農場周辺の鶏等及びその死体、本病の病原体を拡げるおそれのある物品の移動を、当分の間、禁止する。

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