高病原性鳥インフルエンザ等家畜伝染病発生時の発生場所での取材対応について(要請)

(別添)
平成16年12月22日

報 道 機 関 各位

農林水産省消費・安全局長

高病原性鳥インフルエンザ等家畜伝染病発生時の発生場所での取材対応について(要請)


 日頃から、消費・安全行政の推進に御理解を頂き感謝申し上げます。
  さて、本年1月から3月にかけ、我が国では79年ぶりとなる高病原性鳥インフルエンザの発生があったところです。本病については、鳥やその糞などに接触した人や車両でも伝播することから、発生時の報道発表では、発生現場での取材は厳に慎んでいただくようお願いしてきたところです。
  しかしながら、6月に取りまとめられた「高病原性鳥インフルエンザ感染経路究明チーム」の報告書では、国内4例目の発生について、「報道関係者が農場周辺へウイルスを運んだ可能性も否定できない。」とされるなど、発生農場や周辺農場で報道関係者が立ち入った事例がありました。さらに、その後の調査では、国内3例目の農場従業員などへの本病の感染の可能性も指摘されているところです。
  つきましては、万一の発生時には、関係都道府県とともに連繋し、引き続き適切な情報提供に努めるとともに、発生場所等の隔離を厳重に行っていくこととしておりますので、高病原性鳥インフルエンザ等家畜伝染病発生時の取材に当っては、発生場所等に立ち入ることがないよう、御理解、御協力をお願い致します。


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