第2回高病原性鳥インフルエンザ感染経路究明チーム検討会の概要について
プレスリリース
平成16年5月7日
農林水産省
第2回高病原性鳥インフルエンザ感染経路究明チーム検討会の概要について
1.日 時 | ||
平成16年5月7日(金) 13:30~17:00 | ||
2.場 所 | ||
農林水産省消費・安全局第4、5会議室 | ||
3.概 要 | ||
各委員から、それぞれの担当分野の調査・研究の現状について報告され、主に以下の様な意見が出された。 | ||
(1) | それぞれの発生農場における人や物の移動に関する調査では、現在までのところ、感染経路であると考えられる事実は確認されていないが、調査項目が十分であるか等について引き続き検討することとされた。 | |
(2) | ウイルスの遺伝子解析の結果、1例目から3例目までのそれぞれの発生農場で分離されたウイルスの相同性について議論され、引き続き検討することとされた。 | |
(3) | 山口県、大分県及び京都府での発生農場周辺の野鳥から採材した検体から高病原性鳥インフルエンザウイルスや当該ウイルスに対する抗体は検出されなかった。このことは、野鳥が国外からウイルスを持ち込んだ可能性を否定するものではないが、少なくとも、発生地周辺の野鳥に本ウイルスが広くまん延していた可能性は低いものと考えられる。 | |
(4) | いずれの発生農場においても野鳥の飛来が認められたことから、野鳥が農場の飼養鶏を感染させる可能性のある経路について引き続き検討することとされた。 |
問い合わせ先
消費・安全局衛生管理課生産安全班
担 当 : 小倉(内3202)、杉崎(内3220)
〒100-8950 東京都千代田区霞が関1-2-1
T E L : 03-3502-8111(代表) 03-3502-8206(直通)
F A X : 03-3502-3385