鳥インフルエンザに関するQ&A(平成16年2月2日 改訂)

( 別 添 )

鳥インフルエンザに関するQ&A(平成16年2月2日 改訂)


(国立感染症研究所ホームページ
http://idsc.nih.go.jp/others/topics/newpage2.html)から抜粋)


Q4: どのようにヒトに感染するのですか?
   これまでのところ、香港などのように店頭での生きたニワトリの小売が一般的な地域において発生した感染事例や、防疫業務に携わった人の感染事例など、まれにトリからヒトへの感染は見られた(数十例ほど)ものの、ヒトからヒトへの感染についてはオランダで疑われるとの報告がわずかにあるのみです(Q3参照)。またヒトが鳥インフルエンザウイルスの感染を受けるのは、病鳥と近距離で接触した場合、またはそれらの内臓や排泄物に接触するなどした場合が多く、鶏肉や鶏卵からの感染の報告はありません。

Q10:

鶏肉や鶏卵を食べて、感染することがありますか?
   食品としての鳥類(鶏肉や鶏卵)を食べることによってヒトが感染をした例はありません。

Q11:

高病原性鳥インフルエンザウイルスが存在した鶏肉や鶏卵を食べても大丈夫ですか?
   我が国では、これらの病原性の高い鳥インフルエンザは、家畜伝染予防法上、家畜伝染病(法定伝染病)として位置づけられており、発生した場合は、鳥の間での拡大を防ぐために発生の届出、隔離、殺処分、焼却又は埋却、消毒等のまん延防止措置が実施されることになります。したがって、これらの感染鳥やその卵が食品として市場に出回ることはありませんし、Q10のように、食品としての鶏肉・鶏卵などからの感染はないと考えられます。なお、WHOによると、ウイルスは適切な加熱により死滅されるとされており、一般的な方法として、食品の中心温度を70℃に達するよう加熱することを推奨しています。


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