高病原性鳥インフルエンザとは
(参考)
高病原性鳥インフルエンザとは
1.本病の特性 | |
(1) | 鳥インフルエンザのうち、死亡率が高いが、ウイルスが変化して死亡率が高くなる可能性のある特定のウイルスのものをいう。 鶏、あひる、七面鳥、うずら等が感染し、神経症状(首曲がり、元気消失等)、呼吸器症状、消火器症状(下痢、食欲減退等)等を呈する。 鳥から鳥へ直接感染するだけでなく、水、排せつ物等を介しても感染する。 |
(2) | 生きた鳥との接触等により、人に感染した例が知られているものの、食品(鶏卵、鶏肉)を食べることによりインフルエンザウイルスが人に感染することは世界的にも報告されていない。 |
2.発生状況 | |
(1) | これまで、香港、中国、米国、ドイツ、韓国等世界各地で発生している。日本では、1925年以来発生はない。 |
(2) | 1997~98年に、香港で人の感染が報告されたことから大きく注目。 |