レース鳩のニューカッスル病の発生について

事  務  連  絡
平成15年5月28日

各都道府県畜産主務課 家畜衛生主任者 殿
地方農政局等畜産課 家畜衛生担当者 殿
動物検疫所企画連絡室企画調整課 担当者 殿
動物医薬品検査所企画連絡室 担当者 殿
独立行政法人農業技術研究機構
  動物衛生研究所研究交流科長 殿

農林水産省生産局畜産部
衛生課国内防疫班

レース鳩のニューカッスル病の発生について


 大阪府においてレース鳩のニューカッスル病が発生しました。詳細は以下のとおりです。


飼養状況
約130羽飼養(成ハト約80羽、幼ハト約50羽)


発生の経過
 本年3月23日、レースに参加後、成ハトが水様性下痢を呈し、3月30日、幼ハト2羽及び成ハト(6ヶ月齢、ワクチン未接種)1羽が死亡。4月下旬に幼ハト1羽死亡、5月上旬に幼ハトが異常を呈し、5月21日、家畜保健衛生所に病性鑑定依頼があり、同日立入検査を実施。
 幼ハト5羽について病性鑑定を実施し、臨床症状、血清学的検査、PCR法、ウイルス分離により5月26日、ニューカッスル病と決定。
 ワクチン接種歴については、成ハトは4種混合ワクチンを(ND、IB、IC-A、IC-C)年2回接種しており、直近では4月上旬に接種済み。幼ハトはワクチン未接種であった。


防疫措置
(1) 鳩舎及び使用器具等の洗浄・消毒を実施。
(2) 抱卵中の卵は殺処分・焼却
(3) 年内の孵卵中止
(4) 府内養鶏場への周知徹底を実施予定
なお、発生場所から半径10km以内に養鶏場はない。


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