野生ハトからのニューカッスル病ウイルスの分離について

事 務 連 絡
平成15年4月24日

各都道府県畜産主務課 家畜衛生主任者 殿
地方農政局等畜産課 家畜衛生担当者 殿

農林水産省生産局畜産部
衛生課国内防疫班

野生ハトからのニューカッスル病ウイルスの分離について


埼玉県において野生ハトからニューカッスル病ウイルスが分離されました。詳細は以下のとおりです。


発生場所の概要
埼玉県三郷市
発生羽数:野生ハト1羽からウイルスを分離


発生の経過
 本年4月初旬頃から市内で野生ハトの死亡が相次いで確認(1週間で2~3羽程度)されたため、4月15日に住民から家畜保健衛生所に連絡があり、同日、病性鑑定を実施。4月23日、ニューカッスル病ウイルスが分離された。
 なお、死亡ハトが確認された地域の養鶏場においてはニューカッスル病ワクチン接種が徹底されており、異常鶏は確認されていない。


防疫措置
 周辺の養鶏場(半径10km以内8戸)における立入検査を実施し、ワクチン接種及び鶏舎出入り時の消毒の徹底を指導。


その他
 近県においては、生息する野生ハトの死亡状況に注意するとともに、異常な死亡等が確認された場合には、病性鑑定の実施に努められたい。


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