ハトのニューカッスル病の発生について

事 務 連 絡
平成15年3月3日

各都道府県畜産主務課
家畜衛生主任者殿

農林水産省生産局畜産部
衛生課国内防疫班

ハトのニューカッスル病の発生について


長野県において観賞用ハトのニューカッスル病が発生しました。詳細は以下のとおりです。


発生場所の概要
 長野県須坂市
 鳥類29種193羽飼養
 発生羽数:観賞用ハト(ジャコビン種)1群27羽中25羽発生


発生の経過
 2月18日に1羽死亡し、その後相次いで死亡したため、2月26日に飼養者から家畜保健衛生所に連絡があり、同日、病性鑑定及び立入検査を実施。3月3日、HI抗体検査、病理組織学的検査、PCR法の結果から、2月18日以降に死亡した22羽と病性鑑定を実施した3羽の計25羽をニューカッスル病と診断した。なお、ニューカッスル病ワクチンは未接種であった。


防疫措置

(1) 鳩舎内部、使用器具及び鳩舎周囲の消毒実施。
(2) 鳩舎内の生存ハト2羽の自衛殺処分、焼却。
(3) 他の飼養鳥類に対する緊急ワクチン接種の実施。
(4) 近隣養鶏農家(半径10km以内:3戸)に対する立入調査の実施及びワクチン接種指導。
(5) 管内養鶏農家への注意喚起及びワクチン接種指導。


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