鶏卵需給安定緊急支援事業(新規)

1 事業の目的

   飼料価格が依然として高止まりしている中、厳しい経済情勢を反映して鶏卵価格が低落しており、養鶏農家の経営が悪化している。こうした中、卵価の低落により成鶏の更新が滞っており、老鶏から品質の低い鶏卵が生産され、これが卵価を一層下落させるという悪循環に陥っている。
 また、消費者が鶏卵の安全性や品質に対して高い関心を有していることを踏まえれば、鶏卵の安全性の確保や表示に関する正しい知識の普及を行うことが、鶏卵の需給・価格の安定を図る上で極めて重要となっている。
 このため、成鶏の更新を促進し、併せて空舎期間の延長を図ることにより、鶏卵需給の安定を図る。また、生産者自らによる需要に見合った生産や、鶏卵の適正表示の啓発・普及等を推進する。

2 事業の内容

( 1 ) 成鶏更新緊急支援事業
  鶏卵生産者が成鶏を出荷し、その後長期の空舎期間( 60日以上) を設けて衛生環境の向上を図る場合、当該生産者に対し奨励金( 1羽1 0 0円以内、鶏舎収容可能羽数10万羽未満者には1羽46円以内を加算) を交付する( 鶏舎収容可能羽数10万羽未満者への加算分の総額は5億円を限度とする)。

( 2 ) 鶏卵需給安定推進事業
 生産者が自ら行う需要に見合った生産への取組を支援するとともに、鶏卵の適正表示の啓発・普及等を推進する。

3 事業実施主体 民間団体


4 所要額(補助率)  3 , 6 5 4 百万円( 定額、1 / 2 以内)

担当課: 生産局畜産部食肉鶏卵課
代表03-3502-8111 内線4942
担当者: 廣岡、伊藤


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