養鶏場のサルモネラ汚染に係る新聞報道について

平成18年9月15日

お知らせ

社団法人 日本養鶏協会
事  務  局

養鶏場のサルモネラ汚染に係る新聞報道について


前略
 本日の朝日新聞朝刊において標記の件について別紙の通り過大かつ刺激的な内容による報道がなされましたので、ご参考までにお知らせ致します。
 なお、本件については以下の点についても十分に、ご理解され対応されるようお願い致します。

1. サルモネラ菌については、2,500以上の種類があり、この内の1つであるサルモネラ・エンテリティデス(S.e)菌が食中毒原因の大部分であること。
2. 今回報道された実態調査において、問題となるS.e菌は一例でのみ検出されたに過ぎないこと。
3. 通常、市販鶏卵におけるS.e菌の陽性率は0.03%とされること。
4. 仮に、S.eの陽性鶏においても鶏卵への菌の移行は1~2%であること。
5. 仮に、卵内にS.e菌が存在しても、8℃以下で保管される限り、S.e菌が増殖することはないこと。

 現在、本会としては、東大阪市のサルモネラ感染死の事例を始めとする最近のマスコミ報道の動きに対応し、食中毒対策及びサルモネラ清浄化の一層の推進のため、既に一般消費者向け、養鶏生産者向けの啓発用パンフレット作成の検討作業に入っていることを申し添えます。

以上


注:新聞記事については省略する。

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