試験報告書


PCR法で陽性となった鶏卵からのC.burnetii生菌分離試験

(試験番号:04-212) 



財団法人 畜産生物科学安全研究所



試験の表題
PCR法で陽性となった鶏卵からのC.burnetti生菌分離試験
(試験番号:04-212)
 
試験委託者
名   称 社団法人 日本養鶏協会
所 在 地 東京都中央区新川2-6-16 馬事畜産会館内
代 表 者 会長代行  梅原 宏保
委託責任者 専務理事  島田 英幸
 
試験実施施設
名   称 財団法人 畜産生物科学安全研究所
所 在 地 神奈川県相模原市橋本台3-7-11
代 表 者 理事長  石井 達郎
委託責任者 理事、生物工学研究部 部長 村松 昌武
試験担当者
主任研究員 西村 昌晃
研 究 員 白石 力也
矢後 啓司
戸谷 有美
 
技術顧問 岐阜大学名誉教授  平井 克哉
 
試験実施期間
平成16年1月27日~平成16年9月17日
 
試験責任者の署名
理事、生物工学研究部 部長
 村松 昌武 試験報告書
平成16年12月27日
 
要 約
 Q熱の原因菌であるCoxiella burnetiiの遺伝子がNested PCR法により検出された鶏卵について、PCR陽性の本態が、鶏卵中における生菌の存在によるものか否かを調べる目的で、こられの鶏卵を免疫抑制処置を施したマウスと、BGM細胞の両者に接種し、生菌の分離を試みた。供試した9検体のうち、5検体についてはマウスの腹腔内で3代継代しても脾臓からC.burnetii遺伝子は検出されず、生菌は存在しないものと結論づけられた。また、残りの検体についても生菌の存在を完全に否定することはできないものの、生菌の存在を示唆する所見は得られなかった。
注:検査結果の詳細については省略する。

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