角質細胞が積み重なってできている皮膚は、全身をおおってウイルスや細菌をはね返す、いわば防御壁。いちばん外側の角質細胞は約4週間で再生し、皮膚のバリア機能は保たれています。皮膚に比べ、粘膜の細胞は一層。傷つきやすい反面、すぐ下に血管が走っているので、良質のたんぱく質やビタミンAなどの栄養を取り込みやすく、再生しやすいのが特長です。
ウイルスや細菌が口から入った場合、唾液と口の粘膜がバリアになり、撃退します。
全身の表面を守っているのが皮膚と粘膜で、それらが丈夫であることが免疫力アップの決め手なのです。