腸は、食べ物を通して入ってきたいろいろな細菌をブロックする、免疫システムの重要拠点。全身の免疫細胞の約半分が腸の壁に集まっています。腸が弱まると、解毒しにくい、活性酸素ができやすくなるなど、病気の原因をつくるからです。
腸の免疫力を高めるには、ビフィズス菌などの善玉菌をとり、たまごと食物繊維の豊富な野菜を補うことで、便秘などを予防し、おなかを健康に保つことが大切です。




全身の免疫細胞の数はおよそ2兆個といわれます。けがや病気をすると、必要に応じてその数は、さらに増産されます。また、からだにがん化の兆候がみられると、そのリスクを軽減する働きもはじまります。
生活習慣病の予防のためには免疫力の強化とともに、さまざまな疾病の原因となる活性酸素の害からからだを守ることも重要です。「たまご+野菜」のパワーを中心に、栄養のバランスのとれた食事をとり、活性酸素をパワーダウンさせる抗酸化作用のある食品の摂取を心がけましょう。