●材料(2人分)
たまご・・・2個
塩・こしょう・・・各少々
牛乳・・・大さじ3
バター・・・大さじ2
白身を切るように混ぜる
バターを熱して、たまごを流し入れる
たまごを炒める
ボウルにたまごを割り、白身を切るように混ぜ、塩、こしょう、牛乳を加えてさらに混ぜる。 フライパンを熱し、バターを入れ、中火でバターがほとんど溶けたら、たまごを流し入れる。 たまごを大きくかき混ぜ、半熟になる一歩手前で火から下ろす。余熱で固まりすぎないように注意を。
 

たまごでごはんを包み込むのがコツ!

●材料(2人分)
たまご・・・2個
サラダ油・・・大さじ3
冷やごはん・・・茶わん2杯分
かに缶・・・1缶:汁けをきる
ねぎ・・・1/2本:みじん切りにする
しょうゆ・・・少々
塩、こしょう・・・各少々

●つくり方
フライパンに油を熱し、溶きたまごを流し入れて、大きくかき混ぜ、半熟状になったらごはんを加えて炒める。
かにを加えてさらに炒め、ねぎを加え、しょうゆをまわし入れ、塩、こしょうで味をととのえる。

 
 
チャーハンをプロの味にするには、"たまごの乳化作用"が決め手。

 本来、油と水は混ぜ合わせようとしても分離しますが、そこに卵黄を入れて攪拌すると、油と水はクリーム状になって結びつきます。これを、たまごの乳化作用といいます。
 これは、卵黄に含まれる脂肪酸であるレシチンの働きによるもの。つまり、レシチンがごはんの水分と油を結びつける仲立ちをするために、クリーミィーなたまごがごはんの一粒一粒を包み込み、脂っこくなく、ふんわりパラパラのチャーハンに仕上げるのです。
 くれぐれも、たまごが半熟のうちにごはんを入れること。加熱しすぎると、たまごのたんぱく質が変成し、乳化の働きがなくなるので、パラパラのチャーハンには仕上がりません。たまごを入れたら、スピード勝負であることをお忘れなく。
 
 


 私たちのからだに必要な栄養素は約44種類といわれています。必須アミノ酸が9種類、必須脂肪酸が3種類、ビタミン類が約15種類、ミネラルが約16種類、それに炭水化物です。たまごはビタミンCと食物繊維以外のすべての栄養素を含んでおり、そのうえたんぱく質は食品のなかでも最も良質とされています。
 さらに、たまご1個(約60g)は、おおむね80Kcalと低カロリー。きちんと栄養をとり、体力も衰えずに美しくダイエットするには、たまごは不可欠な食品といえるでしょう。
 朝食にたまご料理でたんぱく質をしっかりとると、血糖はあまり上がらずに、消化に時間がかかるため腹もちもよく、しかもたんぱく質は脂肪に変わりにくいのでダイエット向きです。
 そこで、一日のスタートとなる朝食にたまご料理をとることは、肥満の予防とダイエットのスタート地点でもあるのです。

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